君の職は。

思考

 

こんにちは。じぇいです。

 

今日のテーマは

「好きな事、得意な事を職にするな」

 

ということです。

 

 

「え、嫌いな事より好きな事を始めた方が

継続出来るし、身に付き方も早いんじゃないの!?」

 

 

「好きな事を職にしよう!

みたいな情報や本もたくさん出てるけど…」

 

と思う人も多いでしょうが、

僕は好きな事や得意な事を職にしていません。

 

 

「本当にマーケティング好きですね!」

 

「本当に文章書くの好きですね!」

 

ともよく言われますが、

元々マーケティングなんて興味無いし、

文章書くのなんて大っ嫌いでした。

 

 

ではどうやって嫌いな事を好きになるのか

教えていきたいと思います。

 

 

 

僕は仕事上デスクワークですし、

職場も自宅なので、

ベッドから起きて10歩も歩けば

デスクの前なので本当に運動不足なんですが、

なんとそんな僕が今月

アクアラインマラソンに出ます。笑

 

 

マラソン本当に嫌いでした。

恐らく人生で10キロ以上走り続けたことはありませんでした。

 

でも、ここ数カ月コツコツ頑張って来ました。

 

 

そもそもマラソン大っ嫌いな僕が

なんで42.195キロ走らないと行けない

アクアラインマラソンに出場することになったかと言うと、

 

父からの誘いでした。

 

 

父はマラソンが大好きで、

休日の日は一人でよく走りに行っています。

 

 

もう60歳の父親ですが、

僕より圧倒的に運動量多いんですよね。

 

 

そんな父が、

「アクアラインマラソン一緒に走ろうよ」

 

と言ってきました。

 

 

どー考えても今の僕には

走り切れるイメージが付かなかったのですが、

話を聞くと去年も一昨年も応募はしていて、

応募人数が多いので抽選でハズレているとのこと。

 

 

それなら、応募してもハズレるだろう。

ましてや二人とも当たるなんて確率低そうだし、

まぁいいっか。

 

ということで応募しました。

 

 

 

そして2週間頃たったくらいに

パソコンのメールを見ていると、

【アクアラインマラソン抽選結果】

 

というメールが。

 

 

 

どうせハズレると思っていたので

マラソンの存在自体も忘れていましたが、

メールを開封すると当たりましたと書いてありました。

 

「え。。。当たり。。。」

 

 

いや、でも待てよ。

父がハズレていれば走らないで済むと思ったので、

父に恐る恐る結果を聞いてみると。。。

 

当たっていた。

 

 

 

ということはマラソン参加決定です。

 

言い訳して仕事が入りそうとか言って

不参加にすることもできましたが、

嬉しそうな父の顔を見たらそんなこと言えず。

 

 

でも、親子でフルマラソンなんてなかなか聞かないし

良い思いで作りの為に走る事を決意しました。

 

 

 

さぁ、

そこから僕にとって憂鬱な日々が開始。

 

 

とりあえず、マラソンまで3ヶ月あったので

逆算して計画表を立ててみる。

 

 

マラソンが苦手だったとは言え、

言っても一応中高野球部でしかもそこそこ名門です。

 

 

心のどこかでまぁ走れるだろうと言い聞かせ、

練習開始。

 

 

とりあえず10キロ走って見ようと思ってスタートしたら

まさかの5キロでギブアップ。笑

 

 

ある程度の衰えは覚悟していたが

5キロで限界だとは。。。

 

 

初めて10キロ走った時なんて

10キロ1時間半でした。

 

 

仮にこのページを維持出来ても

6時間オーバーです。

 

 

こうして酷い現実を受け止め

計画の修正をして、練習を始めました。

 

 

計画は、4時間台を目指そうと思ったので、

42.195キロを1キロ辺りのペースに換算して、

1キロ7分で走りきれば4時間台なので、

500メートル3.5分で走るペースをまず体に覚えさせ、

あとは、そのペースを維持する練習をしていきました。

 

 

練習開始から2ヶ月くらい経つまで、

毎回走りに行く前にやるか、

やめるかの無駄な葛藤があり、

いやいや走りに行ってという日々が続きました。

 

 

ただ、距離で言うと20キロくらいを

走れるようになってくると、

少しづつ楽しくなって、

走らないと逆になんか気持ち悪く、

ウズウズするようになるんですよね。

 

 

あれだけ嫌だ嫌だと日々憂鬱になっていた

ランニングの時間が、

今や走らないと落ち着かない。

 

面白いですよね。

 

 

 

そして、

今日の本題に。

 

多くの人が勘違いしていると思うのですが、

好きだから得意になるのではなく、

得意になるから好きになるということです。

 

 

 

マラソンの話をしましたが、

僕は本当にマラソン大っ嫌いでした。

 

でも嫌なことでも、

ある程度練習して得意になってくると

好きになってくるんですよ。

 

 

 

だって考えて見て下さい。

自分で得意だけど嫌いなんて言う特技ありますか?

 

無いと思うんですよね。

 

 

でも嫌いだけど得意になって好きになったものは

たくさんあると思うんですよね。

 

 

ポイントは

嫌いなこと、楽しくないことにも取り組めるか?

ということ。

 

 

僕が普段一緒にいる相棒は

何事にもストイックなんですよ。

 

 

よくやるのが、

ダーツ、ビリヤード、ボーリング、カラオケ、

スノボー、フットサルあたりですが、

基本的に始めたら夜通しは当たり前、

ひどい時は朝を通り過ぎて昼までやり続けることもあるんです。

 

 

 

その日もみんなでボーリングの予定でした。

 

その中の一人が

「俺ボーリング苦手なんだよね

そもそもボーリング楽しいと思わないんだよね。

他の遊びにしよう」

 

と言い出した。

 

 

僕の相棒はストイックの塊でちょっと厳しいやつなので

その時に言った言葉が

 

「ちょっとしかボーリングやったこと無い人が

ボーリングの本当の楽しさなんてわかるわけないよね。

 

苦手だからこそたくさんやって、上達して楽しくなるんだよ。

最初から何事も楽しいわけじゃないし、上手く行くわけ無いじゃん

最初から楽しいもの、得意な事だけ選んでたら

選択肢が狭まって人生つまんないじゃん。」

 

 

人がやんわり言うようなところも

ビシっとストレートに言っちゃうやつなんですよ。

 

 

でも彼の言っていることは本当に正しいんですよね。

上達するから初めて楽しくなるんです。

 

 

そして、

先程も言いましたが

得意なことで嫌いな事って無いんですよね。

 

 

 

僕も、もともとタイピングできないのに

ネットを使ったビジネスって

将来的にみたら価値があるなと思ったから嫌だけど、

価値ある事を得意になるように努力したんです。

 

 

最初なんてタイピングの練習からでした。

タイピングの練習なんて全く面白くありません。

 

 

でも、少しづつ出来ることが増えて知識が増えていき、

その結果得意になり好きになりました。

 

 

つまり、ビジネスに置いて言えば、

好きな事、得意な事を職にするのではく、

価値ある職を見つけ苦手でも嫌いでも得意になる努力し、

頑張って好きになることが大切だと言うことです。

 

 

あなた今好きなことばかりしていますか?

得意なばかり選んでいますか?

それとも嫌いだけど価値あることに取り組んでいますか?

 

 

ちなみに、

マラソンまで残り2週間ありますが、

今現在は4時間を切れる

ペースで走れるようになっています。

 

 

 

嫌いだからやらないのではなく、

嫌いな事を得意にすることによって好きになる。

という感覚を身につけると

どんなことにも挑戦できるようになると思います。