僕らは3日あればできるのに一生かけてやらない

人気物語 思考

 

こんにちは。じぇいです。

とあるアメリカの大学の講義で、

「もし、あなたの余命があと3日だとしたら、どんなことをしますか?」

という質問があった。

 

あなた自身に置き換えてちょっと考えて見て下さい。

 

3日という短かく限られた時間で
何をするか?

アメリカの学生の大半はこう答えました。

「大切な人にありがとうと言いたい」
「お母さんに産んでくれてありがとうと言いたい」
「家族にごちそうしたことないから美味しい料理をごちそうしたい」

 

 

アメリカには社会人の学生も居ます。

「子供を抱きしめて、生まれてきてくれてありがとうと言いたい」

「いつも家事は妻に任せっきりだからこの3日間は僕がやりたい」

 

誰一人として、

めんどくさいから何もしないなんて言いません。
気が向いたら何かしてみよと思います。

 

なんて言いません。

 

当然ですよね。

 

全ての回答を聞いて
教授が

「素晴らしいですね。
でも3日かけてやれることを
どうして一生かけてやらないんですか?」

と一言。

 

僕らは3日あればできるとわかっていることも
一生かけてやらない。

 

そして、タイムオーバーして気付く。

 

僕が聞いたある夫婦の話です。

 

その夫婦は寝る時は同じ寝室。
いつも二人で寝ます。

でも、その時奥さんが言っていたことは、

「主人のいびきがうるさくてうるさくて。
何回クビを絞めてやろうかと思ったことやら」
と冗談半分で言っていました。

 

 

そんなある日、

急性心筋梗塞で突然主人は亡くなってしまいました。

 

 

奥さんは現実を受け入れるのに時間がかかりました。

 

そして、
カウンセリングを受けてなんとか
夫の死を受け入れました。

 

 

でも、
いつも布団に入ると、
何故か虚無感に襲われるそうです。

 

そこで初めて気付きました。

いびきの音が無いんです。

 

「あのいびきがあったから
私は毎晩安心して眠れてたんですね。
どうしてあの人が生きている時に
あのいびきの価値に気付くことが出来なかったんでしょう。」

と言っていました。

 

 

「生きている時にあのいびき録音しておけばよかった」って。

 

 

 

逆の例もありました。

奥さんを先に亡くした主人の場合。

妻が亡くなってからというもの、
主人が毎日キッチンに立つようになった。

毎日、毎食。
子供達に何を食べさせようかと考える。

妻は毎日毎日料理を作っては、

味がどうだの、
今日はお腹いっぱいだから要らないだの言われ。

洗い物をしてはまた汚され。

来る日も来る日も妻は
家庭を支えていたんだと失ってから気付く。

 

「大変なことをやっていたんだな。
自分は仕事から帰ってくると、
偉そうに俺は仕事で疲れているんだ」

と傲慢な態度をとって。

 

 

それでも妻は、
「そうですね」
といつも笑って支えてくれていた。

 

 

リビングからキッチンまではたった数歩。

 

ただ何気ない毎日でそんな日々が
勝手に当たり前だと思っていたから、
妻が家事をしていても
リビングでふんぞり返って野球観戦していた。

 

もし、
妻が生きているときに
リビングからキッチンへ数歩寄り添い
「母さんいつもありがとう。ムリしないでくれ。長生きしてくれ」

と伝えたかった。

 

とその主人は言っていました。

 

この言葉は僕は永遠に伝えられなくなったんですね。

「リビングの距離とキッチンの
たった数歩の距離が永遠に届かない
距離に変わってしまった。後悔先に立たずですね。」

と苦笑い。

 

 

どうですかね?

 

やらなくてはいけない。
と思っていても、

いつでも出来るからということで
先延ばしにしていることって意外と多いんじゃないですかね?

 

 

人生は生モノです。

 

時間の使い方を間違えると、
人生が腐ります。

 

後悔しか残らない人生になります。

 

アメリカでは墓地にメッセージが書かれます。

 

「いつも笑顔で周りを幸せにしていた母此処に眠る」

「家族の為に自分の幸せはいつも後回しにしていた立派な父おやすみなさい」

 

 

あなたが今亡くなったら何を書かれますかね?

 

「いつも自分のことばっかり。
嫌な人此処に眠っています。
次いでに二度と起きないでください」

これだけは書かれたくないですね。

 

冗談ではなくて
その人の生き様は「死」の時に出てくると言われます。

 

 

つまり生きている間にどんな時間の過ごし方をしたのか。

 

 

家族が今幸せとは言えないけど
これから幸せにする予定だ。

なんて言っていて、
家族を幸せにする前に亡くなってしまったら。

 

家族は不幸のまま。

 

 

起業を目指している人に多いのは、
そのうち起業して大金持ちになって、
家族孝行をしたいから今は我慢してもらおう。

 

起業する前に自分が亡くなったら。
もしくは家族がなくなったら。

 

あの時なんでもっと早く行動して置かなかったんだ。

 

一生悔やむでしょうね。

 

いつ何が起きるかわからない。

 

だから勝手に人生80年なんて思っている人が多い。
勝手に先が長いと思い先延ばしする。

 

 

僕らは相手に感謝することは大切だとわかっている。

でも、

「3日かければできるのに一生かけてやらない」

 

 

3ヶ月あれば自分のビジネスだけの稼ぎで飯が食え、
人より裕福な生活ができ、自由な時間が増え
家族を幸せにできるとわかっている。

「3ヶ月かければできるのに一生かけてやらない」

 

 

失って後悔、やらなくて後悔するなら
できることは今直ぐ行うべきだと思いますね。