ルフィは凶悪犯?アニメから学ぶ洗脳力

思考

じぇいです。

広告、ニュース、テレビ、ネット上の情報…
世の中は仕掛ける側と 仕掛けられる側の人間が居います。  

そして、
仕掛けられる側は搾取され
仕掛ける側が搾取します。  

如何に価値の無い商品を価値があるように見せるか?

如何にしょうもないニュースを
ビックニュースに見せて視聴者を盛り上げるか?  

如何に嘘の情報をそれっぽく
理屈を並べて本物の情報に見せるか?

そんな世界に僕らは生きているわけで、
成功する人はとにかく
”視点の切り替え”と”解釈の仕方”が
豊富だなと思うんですね。

解釈の重要性は特に
コミュニティー内の講義で
沢山話しています。

勉強した方は登録しておいてください。

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それで、
意外と視点の切り替えについては
とても重要だったけれど
あんまり話して いないので話したいと思います。    

これを知るだけで、
仕掛ける側の人間になり
ビジネスが上手く行くし、
文章や人前で面白い内容話しができるようになる。

ストーリーテラー能力も上がると思います。  

それでは本題に入っていきます。

以前ワンピースという
漫画を読んでいたら年に1回くらい

【ワンピース人気キャラクターランキング】

的なのがあるわけです。

ワンピースのキャラは現在約600キャラ?
程度いるそうですが、
その中で読者さんに
アンケートを取ってどのキャラが好きか?  

というのをランキング形式で発表した企画です。

今や知らない人の方少ない
国民的アニメなので、
ワンピースを読んだことある人は
一緒に好きなキャラクターを考えてみてください。
(ワンピース知らない人はすいません)

好きなキャラクターランキング

 

1 ルフィ

2 ゾロ

3 サンジ

4 ロー

5 エース

・・・

・・

という感じで
上位30位まで発表されているんですが、
このランキングを見た瞬間に
とても感動しました!!

悪いものでも良く見せる
ストーリー力というかアニメの世界観による洗脳力というか。    

まず、
ワンピースを知らない人の為に
簡単に説明をすると
物語にはいくつかの括りが存在します。

・ルフィを始めとする海賊側の人間

・世界の秩序を守る世界政府の海軍

・打倒世界政府を目的に暗躍する反政府組織革命軍

もっと細かく分類していくと
沢山あるのですが、
本題とずれるのでこんな感じです。  

それで話を戻して、
ランキングの上位30位を
見てみると上位30位を占めるは  

『海賊側』と『革命軍』の
キャラクターしか上位に入り込んでいないわけです。  

つまりは数ある
海軍側のキャラクターは
上位30位以内に入っていないということです。  

これが何を意味するのかと言うと、
冒頭で話した”視点”という話になります。  

もちろんワンピースの
主人公はルフィ率いる麦わら海賊団なわけです。    

つまり、物語の全てが
麦わら海賊団にとって
都合が良いようにストーリー展開されていきます。  

当然ですよね。

主人公なんですから。

だから、ルフィが良いことをすると

「ルフィ最高、かっこよすぎる!!!」

負けそうになると

「ルフィ頑張れ!!!」

海軍が邪魔をしてくると

「邪魔してくるなよ!さっさとやっつけろ!!」」

みたいになるわけです。

みんなこう思うのは当然です。
だってそう思わせるように作られているから。

でも、

視点をずらして物事を見るとどうなるでしょうか?

ルフィは海賊です。

アニメの世界ではなく
現実世界で海賊ってどういうものでしょうか?

時々一般人が海賊に殺された。
なんてニュースを見かけることがありますが、
良いイメージは無いはずです。  

普通に考えると
ルフィってヤバいやつで
凶悪犯です。

だって懸賞金で数億円ですよ。

でもみんな筆者の尾田栄一郎先生が
作り出す世界観でルフィ視点でしか物事をみないわけです。  

「だからルフィは良い人なんだよ!」

「海軍はルフィの邪魔をする悪い奴らだよ!」

という書き方をするだけで、
本来は良い役になるべき
海軍は悪役になってしまうわけです。    

なので、
もっとわかりやすく視点を変えるなら、
よく登場する海軍の海兵に視点を変えて見てみましょう。  

 

こんな感じでちょっとだけ出てきて

 

 

こんな感じですぐルフィにやられてしまう。

ルフィ達を捉えに海兵が襲ってきて
意図も簡単に返り討ちにして倒していく。  

何気ないよくあるワンシーンです。

でも想像してみてください。  

この海兵Aには愛する妻が居て、
その妻との間には小学3年生の可愛い娘がいます。  

そして、 最近では
二人目の小さな命が奥さんのお腹に宿りました。  

海兵Aは大切な家族を守る為に
毎日毎日、厳しいトレーニングを続け、
世の中が平和であり続ける為に敵と戦っています。

学校の友達には
「お父さん海兵さんなの!カッコよくていいな~!!」

と周りの友達にも羨ましがられる存在です。

そこに現れたのが、
ドクロマークに麦わら帽子の旗を掲げた
ルフィ率いる麦わら海賊団。

彼らは世の中の秩序を乱し
指名手配を受ける程の犯罪者集団です。  

そして彼らは海兵を見つけるや否や
いきなり殴りつけボコボコに海兵達を殴ったり、
刀で斬りつけて帰らぬ人にしていきます。

懸賞金が何億とかかっていて、
勝てないのはわかっていても
勇気を振り絞り向かっていかなければならない。

彼らを捕まえないと
いつ市民や海兵の仲間、
そして家族に危害を加えられるかわからない。

だから海兵Aは全力で捉えにいきます。

自分が海兵Aの立場だと思うとゾッとします。。。   

もちろんルフィたちは
そんな海兵達に家族があるなど
知る由もない無残にもどんどん命を奪っていきます。  

当然海兵Aもやられてしまいます。。。

まさか、
朝家を出る前愛する家族に「いってきます」と言った
言葉が家族との最後の会話なるなんて思ってもいなかったでしょう。

残された家族は「パパまだ帰ってこないの~?」と
夕飯を食べずに帰りを待っています。

麦わら海賊団にやられたとは知らずに。。。

 

どうですか?

視点を変えると
かなりルフィ達が悪者に見えたのでは無いでしょうか?  

こんな視点でワンピースを見た事がありましたか?

僕ら経営者を始め、
ある特定の職業を極めている人は
こういう見方をする人が多いと思います。  

以前、
ダウンタウンの松本人志さんが

「テレビを見ても笑えない。」

という事をテレビで話していました。

 
その理由としては、
面白い話や面白い事をやっていると

「そこでどういう発想になってその言動に至ったのか」

という事を深く考えてしまうからだそうです。

他にも役者さんなんかが映画を見ると、
ストーリーの内容よりも、
セリフのタイミングや呼吸の仕方、
表情の作り方などを注視してしまうので  

「全然映画見ても楽しくないんですよね~」

という話もよく聞きます。

それと、同じでビジネスをするなら
ビジネスマンならではの
視点の切り替え方を身に付ける必要があります。  

今回は視点を変える大切さを学ぶ為に
敢えてアニメを使って
例えを出してみましたが、
これを日常生活でもやっていくと、  

ニュースを見ているときに、
なんでこんなくだらないニュースを
何回も取り上げて
必要以上に議論しているんだろう。  

とかニュースや物事の事象の裏側まで読めるようになります。

ちなみにくだらないニュースを
必要以上に取り上げる場合や
あまりにも不自然な不祥事が起き
ニュースで取り上げられるときは、
その話題で持ち切りにして
裏で何か動いていることが多いです。   

他にも視点を変えると、
今回の海兵Aのように
普通人が着目しない部分を見て
話ができるので話や文章が面白くなったり、    

何かアイデアや
企画を立てるときなど人とは
一味も二味も違う
斬新なアイデアが出せるようになります。

ビジネスをする上でかなり役に立つので、
日常生活から視点を変えて物事を見る。    

という習慣を付けることをオススメします。

いきなりそんな事できないよ。

と思う場合は先程挙げた例のように、
アニメやドラマで普通フォーカスが
当たらない人を軸にストーリーを考えて見る。    

という事を是非やってみてください。

こういったストーリーの作り方や
ビジネスの作り方などを
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