ビジネスは予測⇒事象⇒解釈⇒判断⇒結果の繰り返し

金融・経済

新年明けましておめでとうございます

じぇいです。

 

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

大晦日と元日に関しましては、

敢えてパソコンを開かず、

仕事の事を一切考えずのんびり過ごすという時間を作りました。

 

 

昨年は365日中パソコンを開かないという日は1日も無かったので、

こうした敢えてパソコンを開かないという時間が新鮮で、

また、こうした時間を設けることの大切さも感じた次第です。

 

 

大晦日に昨年の振り返りをしていたのですが、

個人的には昨年は”準備の年”だったと思います。

 

 

新しいビジネスを2つ程展開し、

そのビジネスの仕込みに力を入れたり。

 

全くこれまで関わりの無かった業界と関わり、

様々な方々とご縁を頂き、

新しい知識を沢山学ぶことが出来たり。

 

知識の仕入れ+マーケティングの仕込み

 

この2つに力を入れた1年でした。

 

 

ちなみに、

昨年はこのブログを立ち上げていなかったので、

記事としては残っていませんでしたが、

昨年の僕のテーマは

 

”以屈為伸”

 

でした。

 

昨年まさに

屈することでパワーを蓄え、伸びる際の力にした。

というテーマ通りのそんな年だった気がします。

 

 

つまり、

今年は昨年蓄えた力を大いに発揮する年だとも思っています。

 

 

ただ、こうしてブログで情報発信しているのであれば、

具体的な個人の目標とか反省なんてどうでも良いですね。

 

 

そんなのは個人で事細かに行っていれば良くて、

わざわざ公に発表する必要も無いと思っているので

僕の反省や目標は特に話すつもりはありません。

 

 

まぁその辺の意識高い風の人の記事やメルマガを見ていると、

 

「今年は年商10億狙います!」

 

「社員を100人雇います!」

 

「教え子100人全員に月収100万円稼がせます!」

 

みたいな大きな目標を語って、

今年は凄い事をするみたいな雰囲気を醸し出し、

興味付けするのが王道的な新年1発目の記事内容みたいですね。

 

 

確かに凄そうには見えるけど、

読者さんには一切関係無いですよね。笑

 

 

ということで、

僕の新年一発目の記事は、

今年2017年の世の中の動きと相場の予測を書きたいと思います。

 

 

政治、経済、金融リテラシーが無いと難しいと感じてしまうと思いますが、

この内容を共有し、理解すると、戦略が組め、

それぞれのビジネスに役立てられると思います。

 

いつもは誰にでもわかるように

丁寧に超細かく解説していますが、

流石にこの記事でそれをやっていると

とんでもない文章量になるので興味のある人だけ読んで下さいね。

 

 

まず昨年の世界情勢、及び相場は本当にイベント盛りだくさんでしたね。

 

チャイナショックから幕開けし、

BREXIT、トランプ大統領就任、FOMC利上げなどなど、

世界が大きく動く事象ばかりでした。

 

 

読み違えて、掴まり大変な目に合った人も居れば、

上手く波を読み、捉えて乗れれば一気に利を伸ばした人もいましたね。

 

相場を張っていた人なら

これは本当に強く感じた1年だと思いますが、

普通にビジネスをしている人ですらも

大きく良くも悪くも影響を受けたと思います。

 

 

今年の不安材料としては、

年末トランプ相場でドル円は120円を目指し急上昇し、

日経も節目を楽々と突破し、

気付けば20,000円の大台回復も視野に入る水準にまでなった為、

一旦調整が入っても可笑しくない水準まで来ているように思えます。

 

 

他にも上海総合指数が2,000Pを割らないか、

イタリアのモンテ=パスキ銀行のリスク、

ドイチェ銀行の株価が10ユーロ以下にならないか、

原油価格(WTI)が60ドルを超えられるか、

米国金利の利上げ回数などなどが不安材料になりますが、

今年の見通しとしては、

来年ドル円は125.8円の高値を抜き、

上手く行くと135円以上を目指してしまうような

大相場になりうる気もしています。

 

 

アナリストの見解を見ていると

2017年は材料出尽くしにより、

悲観的に見ている人が多く見受けられますが、

個人的にはトランプ氏の財政政策を見ていると、

良い政策が多いので世の中の見解とは

逆に動くのでは無いかと思っています。

 

 

特に突発的な問題が起きない限り、

波は生まれるものの、

日経も23,000円以上を目指して行くと思っています。

 

 

上記に挙げた不安材料をみてもらうとわかると思いますが、

全体的にはヨーロッパ経済に不安材料が多いですね。

 

世界同時不況なんて言葉を聞いたりすると思いますが、

基本的にそんな事が起こるのであれば、

きっかけは間違いなくヨーロッパきっかけでしょう。

 

 

日本国債から始まるととも言われていますが、

累積発行金額が436兆というのはあくまでグロスの話であり、

ネットでは3割以下ですからね。

 

 

そもそも発行された国債に対するお金が

金融機関にあり続ける限り、別に借金が増えようが、

同額の預貯金が増えただけだから特に問題は無いですよね。

 

 

まぁ日本の国債でああだこうだ騒がれる時は

毎回格付け会社による相場操縦みたいなもんなので、

彼らが日本を潰しに来なければ特に問題は無いでしょう。

 

 

そして、彼らが日本を潰しに来るのにも、

まだ時期的には早すぎる。

 

もっと思いっきり円安に振ってからじゃないとそんなメリットないですからね。

だから時期的にはまだ今年ではないということ。

 

 

日本よりもヤバイのがヨーロッパと米国の財政状況。

 

 

今現在の状況から判断すると、

世界同時不況に突入するのであれば、

ヨーロッパに始まり、アメリカ、日本でしょう。

 

 

ヨーロッパも更に細かく分けると、

モンテパスキ⇒ドイチェ銀行⇒ユーロの順番だろう。

 

 

そして当然の事ながら、

アメリカの利上げも続きます。

 

ポイントは利上げの回数と、

それにより起こる新興国通貨の動き。

 

 

今現在新興国通貨は底入れ感が出てきている状態でも

アメリカが利上げをしたら

新興国通貨からお金が剥がれるのかどうかというところ。

 

 

これが起こらなかった時に景気は加熱して行くと思う。

それと同時にトランプ氏は財政政策をぶつけて来て、

共に噴くと思う。

 

 

もちろんここまで話して来たのは、

僕の一個人の見解に過ぎないし、

大いに予測を外すかもしれません。

 

でもこうした世界の流れを予想し、

実際の動きを捉えてビジネスを展開できるかどうかで利の上がり方が全く変わってくる。

 

 

例えば、

「輸入転売でめちゃくちゃ稼いでます!」

 

みたいな人居るけど、

こうした世界の動きを把握して転売してる?ってこと。

 

 

僕の来年のこうした見立てによると、

ドル高円安、他国通貨に対してクロス円やや高、ユロ安円高だと思うんだよね。

 

だから、商品の輸入先をアメリカにするのはナンセンス。

 

断然ユーロだよね。

 

逆に輸出転売するなら、アメリカだよね。

ということ。

 

 

馬鹿みたいに

「日本のランドセルってヨーロッパで人気で高く売れるんだよ」

とか断片的な情報を仕入れいて、

実践しているような人は確実に稼げなくなる。

 

 

世界の流れを受けて何を仕入れるのか?

どこから仕入れるのか?

こうやって判断しないと駄目だよね。

 

 

これは飲食とか、アパレルとか他の業種でも一緒。

 

 

でもみんな世界情勢なんてよくわからないから

見て見ぬ振りして、深刻化した時に慌てだす。

 

 

時代の流れに合わせてビジネス展開出来なければ

そりゃ一時的に稼げても、それで終わりだよね。

 

 

事象には予測があって、事象があって、解釈して、判断して、結果を出す。

常に事象の意味を考えながら、ニュートラルに判断していく。

 

だから、チャンスがあれば迷わず乗るべきであり、

危機を迎えればその発生要因を把握し逃げずに向き合えば良い。

 

 

この記事では、

かなりざっくりとした内容ではありますが、

2017年の世界の動きをの予想を書きました。

 

この内容を受けて自身のビジネスマーケットはどう動くのか?

そして自身はどういう戦略を取るべきなのか?

 

最低限それくらいは考えてビジネスに取り組むようにしてくださいね。