無料スタンプから1万円搾取された話

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こんにちは。じぇいです。

最近はいろいろなモノの発展により便利になりました。

 

今やLINEを使えば、電話やメッセージは無料。
アプリゲームなんて殆どが無料で楽しめる。

街中に行けば、体験エステが無料だったり、
カラオケ初回が無料だったり。

以前に比べて”無料”という言葉を身近に感じるようになりましたね。

 

でもなんで電話やゲーム、
カラオケなどが無料で楽しめるか知ってますか?

以前居酒屋でこんな会話をしているカップルがいました。

「LINEってさー、なんでこんなに便利なのに無料なの??」

「確かに!というかなんで無料機能ばっかりなのに上場してんの??」

「無料サービスばっかりなのにお金稼いでるとか謎だわ。普通赤字じゃないの??」

こんな会話が聞こえて来ました。

 

無料オファーマーケティングとか、フリー戦略とか
マーケティング業界では少しづつ認知されてきましたが、
まだまだ一般的には無料で商品を提供する理由とか
裏側って知らなかったりするんですよね。

 

なので今日はなぜ無料サービスが儲かるのか、

【無料スタンプから1万円搾取された話】

をしたいと思います。

 

 

もう今から2年くらい前の話になりますが、
友人とLINEでやりとりしていると、
友人が「OK」という意味でこんなスタンプを送ってきました。

 

実際に送られてきたスタンプがこちら

2016-07-22_135123これは「進撃の巨人」という漫画のキャラクタースタンプなんですが。

 

「OKやで!」って関西弁??

 

何これ??

と思い友達に聞いてみたところ、

進撃の巨人の関西弁バージョンの漫画が出たとか。

 

 

関西弁バージョンのスタンプ欲しい!!!
と思いダウンロードしようと思ったのですが、
なんとスタンプをダウンロードするには
関西弁バージョンの進撃の巨人の漫画の
第1話を無料ダウンロードしないといけないとか。

 

 

ん~。進撃の巨人は何回も読んでるし、
それが関西弁になっただけでしょ。

 

漫画に興味はないけど、
スタンプ欲しさにダウンロードするか。

 

ということでで漫画をとりあえずダウンロードしてみたら。。。

 

 

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↑が通常版なんですが、

関西弁バージョンは。。。↓

 

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ん??

関西人??キャン言わされとった???笑

 

描写と本筋セリフは全く同じなのに
一部が関西弁になってるだけで面白すぎる。笑

 

 

シリアスで危機迫る場面もコテコテの関西弁になるだけで大爆笑。
(漫画の内容わからない人はすいません)

2016-07-19_160838

 

まさにコピーライティング力1つでこんなにも違うのか。

 

これを読んだ瞬間1話だけでは
物足りず続きが気になりました。

 

 

1話を読み終えると
2話目以降の案内があったので思わずダウンロード。

 

 

もちろん2話目以降は有料でしたが
あまりにも気になったので有料でも迷わず即ダウンロード。

 

どハマりしたのでFacebookで一言、画像を載っけて
「関西弁バージョン面白いわ~」って書いたら
多くの人が教えてくれと殺到。

 

そしてその連絡くれた人達も第1話ダウンロード。
その後ハマり、2話、3話とダウンロード。

 

今思うと、
典型的な無料オファー⇒有料商品のコンボだなぁ。

 

 

無料オファー(フリー戦略)は
無料で見込み客を集めその後商品を売る
マーケティング手法。

 

企業は無料後の有料商品が売れればハッピー

お客は良質な商品をタダで試せてハッピーという、

Win-Win の関係が作り出せるので、
近年大流行しているマーケティング手法です。

 

 

漫画やドラマみたいなシリーズ物は、
フリー戦略の効果はてきめんですね。

 

第一話読んじゃったらやっぱり続きが気になるし。
映画化とかしたらそれも見たくなっちゃうし。

 

結局シリーズを全部追いかけたら、
それなりのお金を使ってしまいます。

 

 

僕を含め僕の情報を受け取って
第1話を読んでしまった人の多くは
数千円から数万円使ってしまったと思います。

 

 

上記の例で言うと、

プレゼント費用は関西弁に直す労力0円と
スタンプを作る費用数万円だけです。

 

結果プレゼント内容が良かったので、
あれだけでトータル、
数百万、数千万稼げているでしょう。

 

また、
それによって進撃の巨人に興味を持つ人も出てくるので、

関連グッズや最新刊が出れば売れるようになるので、
結果的に数億、数十億円という金額を産みだしたでしょう。

 

仮にスタンプが有料だったら、ファンの一部が買って終わり。

 

第1話が有料だったら、
関西弁バージョンは読まずひいては、

その後の第二話以降も買わないし、
関連グッズも買わないし、

Facebookで投稿もしなかったので、
他の人に布教することもなかったでしょう。

 

 

ただ多くの人は無料で相手にプレゼントする概念が無い。

これは何かビジネスをやっている人は必ず取り入れるべきです。

どんなビジネスにも取り入れられるから。

 

 

マーケティング的な観点から言うと
無料で提供する部分にこそ本気を出しましょう。

 

無料の質が高ければ結果的に大きく売り上がるんです。

 

 

進撃の巨人の例だって、
第1話がつまらなかったら、

その後1円にもならなかったでしょうし。

 

冒頭で話したLINEが無料で素晴らしいサービスを提供してるのもその為です。

 

電話やメッセージを無料にすることによって
利用者を増やし、
そこからスタンプを有料にしたり、
LINEブログやLINE@で有料の課金ポイントを作って稼いでいるわけです。

 

体験エステが無料とか、
初回カラオケ無料とかも全て同じ理由です。

 

無料は一見損しているように見えますが、
実はその後大きく回収するための伏線です。

 

もう少し論理的に詳しくこちらに書いています。
かなり勉強になると思うので1度読んで置くことをオススメします。

⇒ 【無料で情報を提供するとめっちゃ稼げる】