天才や秀才を活かすも殺すも凡人次第
こんにちは。
じぇいです。
僕はいかにして凡人が
世の中の天才や秀才に勝てるか?
ということばかり考えています。
その結果通説ではありえない
施策や思考、視点を持つことで
勝てる事を僕自身のストーリーと共に証明して来ました。
そして、
本日のテーマは
”天才を超える凡人の思考力”
です。
まず思考力はざっくり大きく分けると3種類。
『創造性』『論理性』『共感性』
この3つの能力が合わさって
”思考力”
です。
ここで質問ですが、
天才ってどういう人を指すと思いますか?
天才と言われる人の代表格で言えば、
天才の代名詞であるアルベルト・アインシュタイン
芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチ
発明家のトーマス・エジソン
音楽家のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
もう少し現代よりにすると
Appleの創業者のスティーブ・ジョブズ
Amazon創業者のジェフ・ベゾス
世界が認める現代の天才イーロン・マスク
など。
あなたがこの人達を
天才と思うかは置いておいて、
世間一般的にはこういう人が
天才と言われているわけです。
彼らに共通している点といえば、
世の中に無いアイデアや
イノベーションを起こして、
世界そのものに変革を起こしていることです。
つまり、”創造性”に長けています。
しかし、天才に共通している欠点
というのもあったりします。
それは『共感性』『論理性』が低いということです。
(無いわけではなく低い)
それぞれの天才の逸話として、
「誰も周りは彼の考えていることがわからなかった…」
みたいなストーリーありますよね。
例えば、
Appleの創業者の
スティーブ・ジョブズは
誰もが認める天才なわけですが、
社内では「理解できない」や
「無理難題の注文が多い」など発言が多く
社員からは嫌われていた。
なんて言われています。
事実、Appleという自らが創った
創業会社から追い出されていますね。
その後自分で買収して戻るわけですが。
理解されないのは当たり前で、
天才は創造性が高すぎるが故に
見えている世界が違い過ぎたり、
そもそも描いているビジョンのスケールが違うわけです。
更に感覚で物事を組み立てる側面が強く
自分の中でアイデアや
実行プランが思いついても
それを相手が納得するように
論理的に説明できなかったりします。
だからこそ凡人が天才を超える可能性を秘めています。
では、逆に凡人の特徴は?
凡人は全人口の8~9割と言われています。
ここにポイントがあって、
凡人は凡人の気持ちがわかりやすいです。
つまり、『共感性』に圧倒的に優れているわけです。
ちょっと考えてみてください。
あなたの身の回りの
天才と言われる人の思考って読みづらくないですか?
逆にあなたと似ている仲の良い
凡人の友人の思考って読みやすいですよね。
要は、天才より圧倒的に
人の気持ちを汲み取ることができ、
空気が読めて、相手の反応を予想して動くことができるわけです。
そして、何よりも凡人は
数の多さが武器になるわけです。
共感が取れるので
自分の意見に賛同してくれる人が集まりやすく、
一定数集まると天才を潰すことができます。
先程の例では無いですけど
なぜスティーブ・ジョブズは
Appleから追い出されたのか?
社内ではもしかしたら
こんな会話があったかもしれません。
凡人A
「ジョブズさんって偉いけど
正直何考えているかわからないし
意味わからない発言多くない?」
凡人B
「いや、まじで意味わからない。
しかもなんの説明も無しに無理難題押し付けてきて
頑張って注文に答えてもやり直し食らって。
こっちの頑張りをなんとも思って無いと思う。」
凡人C
「もし、私が同じジョブズさんの立場だったら
目指しているヴィジョンに対して
論理的に筋道立てて、わかりやすく説明して
みんなが納得した状態で事業進めて行くけど。」
凡人B
「間違いないね!
というかそれが普通の会社のあり方でしょ。
もしかしてジョブズさんいない方が
会社円滑に進むんじゃね?」
一同
「確かに~。」
凡人C
「みんなの意見が一致なら追い出しちゃおう!」
実際はもっと深くいろいろ考えられて
出された決断で追い出されたのでしょうが、
簡略化するとこんな感じかもしれませんね。
つまり、『共感性』って
自分だけの力ではなく
周りの力も作用するので
実は物凄い武器になるわけです。
それで、『創造性』と『共感性』は
先天的要素が強かったりします。
もちろん、鍛える事はできますが、
伸びづらい部分でもあります。
そこで思考力の最後の要素『論理性』です。
論理性に関しては
最も後天的に身につけやすいと言われています。
つまり、
凡人は『共感性』+『論理性』で勝負すれば、
巻き込める数が違うので
天才に勝つことができるという事です。
ただ、理想の形は
天才と組んで天才が苦手な部分を凡人が補ってあげる。
というのが理想ですし、
イノベーションを起こす会社は
この関係性が上手く出来ています。
だから驚くかもしれませんが、
天才を活かすも殺すも
我ら凡人だと言うことです。
僕が得意とする
「マーケティング」や
「コピーライティング」も
主に『共感性』と『論理性』が必要として、
『創造性』の重要度は低いです。
だって、大多数の人がどう思うか?
という一般心理を追求するような分野ですからね。
一般心理を踏まえた上で
論理的に戦略を考えたり、
文章を組み立てたりするわけです。
そりゃ人の気持ちがわかる
凡人の方が向いているわけです。
もちろん新しいマーケティングや
斬新なライティングが
できるに越したことは無いですが、
創造性が無くても十分結果は出せます。
逆に世の中に無い
超斬新なマーケティングでも
共感性がなければ効果は発揮しません。
なんとなく僕が普段から
凡人が成功するなら
マーケティングや
コピーライティングオススメだよ。
と、言っている意味が
わかってもらえましたかね?
つまりは、
『共感性』と『論理性』を
重点的に伸ばして行くことを考えれば
凡人でもビジネスに置いては
圧倒的な結果が出せるわけです。
では、その共感性と論理性って
どう養って行けばいいか?
ということですが、
答えは簡単でやるべき事はたったの2つ。
【共感性と論理性を養う方法①】
”「なぜ?」「どうして?」の追求。”
全ての物事に対して
その理由を考える癖を付けるということです。
例えば何か商品を買った時に
「なぜこの商品を買ったのだろう?」
こう考える。
その理由がわかると
他の人も同じ理由で買っている可能性が高い。
つまり、同じ施策を
自分のビジネス取り入れれば
凡人が反応してくれる可能性が高いわけです。
でもこれって天才もやれば良いのでは?
と思うかもしれませんが、
天才は根本の考え方が違うので、
自分が買った理由と
自分以外の人が買った理由が一致しないわけです。
要は考えるだけ無駄ということです。
ここでのポイントは、
凡人は思考力を鍛えれば
思考力の可動域を出せる。
ということです。
「シコウリョクカドウイキ?」
と思うかもしれませんが、
要は初心者にもレベルが高い人にも
話のレベルを合わせられる。
ということです。
僕で言えば、
もともと頭が悪いし、
思考力も低かったので、
頭の悪い人の気持ちがわかるので
その人に合わせて話ができるし、
逆にそこから思考力を鍛えたので
視座の高い人に合わせて話もできるわけです。
自分で言うのは過信かもしれませんが、
僕の話って取り上げているテーマが
難しい内容だったりするわけですが、
わりと誰でも理解できるでしょ?
事実
「マーケティングって
難しいと思っていましたが
じぇいさんの解説なら理解できます」
みたいなコメントはほぼ毎日来ます。
これは思考力の可動域があるから
できることです。
逆に天才は始めから
思考力が高いので
初心者やレベルを落として
話すことができないわけです。
話を聞けば聞くほど
凡人も悪く無いじゃん。
と思いますよね。
実際僕は凡人で良かったと思っています。
【共感性と論理性を養う方法②】
”凡人の成功者の思考に触れる”
です。
やっぱり多くの人が
天才の独創性に憧れて
突拍子もない戦略に魅力を感じ
天才をお手本にしがちなのですが、
今日の話を思い出してください。
創造性は先天的な要素が強いので
真似ようと思っても真似にくいです。
例えば、
ゲームなどで
「武術」が得意なキャラと
「魔法」が得意なキャラがいたとして、
凡人が武術使い、
天才が魔法使い。
武術使いがどれだけ
魔法使いをお手本にしても
成長しないわけです。
仮に魔法が使えたとしても
努力の割には全然能力が上がらないわけです。
人は自分と違う才能を持っている人に
憧れやすいわけですが、
自分が凡人なら凡人の成功者を
お手本にした方が圧倒的に
結果がでる速度が早いわけです。
ということで本日のまとめをすると、
思考力=学力ではない。
思考力はざっくりわけると
3種類、創造性、共感性、論理性になる。
天才は創造性が先天的に高く、
凡人は共感性が先天的に高い。
だから凡人は共感性+論理性を身につけると良い。
これらを鍛えるには
①なぜ?どうして?の追求
②凡人の成功者の思考に触れる
ぜひこれを心がけてみてください。