夜書いた文章を朝見るとガッカリする~脳とコピーライティング~

コピーライティング

 

こんにちは。じぇいです。

 

webマーケティングの仕事依頼には

コピーライティングがつきものなので、

人一倍文章は書いてきました。

 

そこで、

今日はコピーライティングを扱う上で

是非知っておくと便利なテクニックを教えたいと思います。

 

 

そのテクニックを教える上で、

日常的な仕事の進め方が大きく関わってきます。

 

 

昔の僕のビジネスルーティンワークというのが、

朝デスクに付いたら、メールボックスのチェック及び返信。

そして、チャットワークのチェック及び返信。

 

その後、

その日の作業内容を書き出して

雑務など頭を使わない様な作業から片付けていき、

徐々に実務的なマーケティング内容に入ったり、

レター作成やメルマガ作成など

コピーライティング系の仕事をするという日常的なスタイルでした。

 

 

この作業手順には特に意味が無く、

メールは朝一に返信するのが一般的だから最初に。

 

朝起きて直ぐデスクに向かうので、

頭が働かないので雑務を次にやる。

 

 

みたいな感じでなんとなく仕事の作業手順が決まっていました。

 

これは僕だけではなくて

おそらく人それぞれ自分の作業手順って

なんとなく決まっていると思うんですよね。

 

 

ちなみに、今僕が挙げたルーティンワークに似た

スタイルで仕事をしている人は注意です。

 

 

それは、

今だからわかるのですが、

この作業手順って物凄く非効率なんですよね。

 

 

基本的にコピーライティング系の仕事は、

その日の作業内容の最後にして

夕方から夜中にかけてぶっ通しで集中してやる。

 

というのが僕のスタイルだったんですが、

実はこの時期によく不思議な現象が起きていたんですよ。

 

 

その不思議な現象というのが、

夕方から夜中に掛けてずっと

コピーライティングしているわけですが、

翌朝に昨晩書いていた文章を見ると…

 

「こんな文章使えないだろ。よくこれで納得して、完成とさせたな。。。」

 

ということがよくあったんですよ。

 

つまり、

昨晩自分で思考を最大限働かせて、

何時間も構成を練って書き始め、

やっとの思いで完成させたはずの文章なのに

次の日の朝見ると、「このレベルの低い文章は何だ!!!」

と自分で書いた文章に自分で驚いて、次の日また書き直す。

 

みたいなことです。

 

 

あれだけ何回も文章を読み直して、

自分の中で納得したから完成とさせたはずなのに、

次の日見返すと、まるで別人の文章なんですよ。

 

 

それで、

この不思議な現象が1回とか2回ならまだしも、

何十回も経験した事があるんですね。

 

 

ただ、この現象って僕だけでは無いと思うんですよ。

 

もしかすると、

あなたも同じような体験したことありませんか?

 

 

僕の中でこの現象がとても不思議だったので、

自分なりに分析して見ると、

面白い結果がわかったんです。

 

 

それは、

コピーライティングと脳に関係がありました。

 

どういう事かというと、

人間は夕方から夜、夜中になるに連れて、

興奮作用が高まっていくようになっているんですね。

 

 

時々、体は疲れているのに夜になると

目が覚めてしまってなかなか寝付けない。

 

という不眠に悩まされている人がいますが、

これは夜に脳が興奮状態になってしまっているからです。

 

 

この興奮作用が高まっていくと、

文章が勢いのある文章になりやすくなってしまうそうです。

 

 

もちろん勢いのある文章も時には大切なんですが、

勢いのある文章って一歩間違えると、

初心者みたいな文章になってしまうんですよね。

 

 

僕は個人コンサルもしているのですが、

コンサル生に初めて文章を書かせると、

大概勢いのある文章になりますね。

 

 

何かを伝えた思いや熱量はあるんだけど、

中身が詰まってない文章ですね。

 

 

それで、

僕が夜中に作った文章を次の日見返すと

と違和感があったのは、

夜中の興奮作用が高まっている時に

コピーライティングをしていたので

自分らしく無い文章になってしまっていたと言うことですね。

 

 

でもこの事実を知った時僕は正直、

「興奮作用の影響でコピーライティング力が大きく変わる筈が無いじゃいないか!」

 

とも思ったんですね。

 

 

ただね、ここである1つのデータを思い出しました。

 

そのデータというのが

有名大学に進学した受験生の勉強スタイルに似ているなということです。

 

 

僕は勉強が苦手だったし、

高校も大学も受験せずに進学したので、

勉強の仕方なんて一切わからなかったわけです。

 

 

そこで、ビジネスを効率的に学ぶ為に

有名大学に進学した受験生の

勉強スタイルを勉強してたことがありました。

 

 

まぁ、沢山の人の勉強スタイルを見ていると、

人それぞれだったのですが、

多くの受験成功者に共通していたスタイルとしてあったのが、

「◯時~◯時は何の勉強をする」

というスタイルです。

 

簡単にまとめると、、

数学の計算問題や国語など読解問題は日中に行う。

歴史や英単語などの暗記問題は夕方から夜に掛けて行う。

 

この勉強スタイルの人が多くいたんですよね。

 

 

今日は英語の勉強。

明日は数学の勉強。

 

というのが一般的な勉強スタイルだと思っていたので、

これを知った時はちょっと驚きでしたね。

 

もしかすると、

受験生からしたら当たり前なのかもしれませんが。笑

 

 

この理由について調べてみると、

脳は1日の中でも時間帯によって

全く違う働きをするからみたいです。

 

 

朝は1日のなかで最も頭脳が冴えわたっている時間帯で、

その状態は朝から時間がた経つに連れて低下していきます。

 

 

朝起きた時というのは、

脳内が整理された直後であり、

真っ白の純粋なキャンバスなわけです。

 

 

ですから、朝のスッキリした頭と

夜の疲れた頭ではまるで能力の発揮の仕方が違うらしく、

前夜解けないような問題でも朝取り組むと

解けてしまうということもあるそうです。

 

 

ですから、

受験生の間では午前中が

”勉強のゴールデンタイム”とも言われているそうです。

 

 

逆に、睡眠にはその日の脳の記憶や空間学習能力に関わる

脳の器官である海馬にたくわえられた情報を

整理整頓する働きがあり。

 

 

この脳内の情報を整理整頓する順番というのが、

睡眠に入る前の情報から順々にされていくそうです。

 

なので、暗記物の歴史や英単語が良いとされているわけですね。

 

 

さて、

話しを本題に戻して考えてみると、

これらの脳の働き方を見ると、

 

受験生は「夜解けなかった問題を朝取り組むと解けたりする」

 

僕は「夜一生懸命書いた文章が朝見るとガッカリする」

 

僕が分析した結果と、

実際に結果を出している受験生との統合性が出たんですね。

 

つまり、脳の働き方の時間帯によって

コピーライティング能力が変化する。

 

というのもあながち間違って無いという事がわかったんですね。

 

 

この理論から言うと、

僕は日中に雑務系の頭を使わない仕事をしていて、

夕方から夜に掛けて頭をフル回転させて、

コピーライティングやマーケティングを組んでいたということは…

 

 

仕事をする上で、

めちゃくちゃ非効率なルーティンワークを組んでいたんですね。。。

 

 

それからと言うもの、

ルーティンワークを日中に

コピーライティングやマーケティングの構成などの

メイン業務。

 

 

それらが終わった夕方や夜に脳を使わない

雑務系をするようにしたところ、

書いた文章を見返して書き直す事が無くなるどころか、

逆に、よくこんな視点で文章を書けたなと

自分で書いたのに関心する事もあります。笑

 

 

それくらい、

1日の中で脳の機能の働き方って違うんだと思いました。

 

 

だから、

僕のメルマガ読者さんの返信や

LINEで個別アドバイスさせてやり取りさせて

頂いている方はわかると思いますが、

僕の返信って大変失礼ですが夜や夜中が多いんですよね。笑

 

それには一応こうした理由があったということです。

 

 

もし、以前の僕と同じような

非効率な仕事の進め方をしている人は、

今一度仕事のルーティンワークを見直して見て下さい。

 

 

それだけで仕事のクオリティやスピードが上がったりしますよ。

 

 

もっと本質的なコピーライティングについて

学びたい人はこちらの記事を読んでおいてください。

⇒ コピーライティング記事