サイコパス(精神病質)診断に正解したら犯罪者扱いされた話
こんにちは。じぇいです。
大学時代にちょっとした話題になったクイズがあります。
そのクイズに答えられる人は一定数しかいない
限られた人間だけらしいんですね。
初めて僕がそのクイズをされた時の話をします。
もしかしたら、
知っているかもしれませんが、
知らない場合はあなたも一緒に考えてみてください。
そのクイズは何十種類かあるらしいのですが、
まず一番最初にされたクイズを出題します。
「あなたは眠れず、自宅(マンション)のバルコニーに出た。
するとある男がある女を刀で刺していた。
その姿を見て慌てて通報しようと携帯を手にしたとき、
その男と目が合ってしまった。
その男はあなたの方を指して上下に一定の動きで動かした。
さてこれにはどのような意味があるでしょうか?」
まず、このクイズの一般的な回答というのが、
「次はお前だ」「警察に通報するな」
と答えるのが普通らしいです。
でも僕は即答で全く違う答えが出てきました。
僕の答えは・・・
「マンションの回数を数えている」です。
この回答をした瞬間に
周りにいた友人全員驚いていました。
「このクイズ正解する人近くにいた。。。」
僕はなんで周りが驚いているのか意味不明でした。
なぜか周りがドン引きしていて
じゃ次、ということでもう一問出題された。
「クリスマスの夜、
ある男の子にサンタクロースからの
プレゼントが届きました。
サッカーボールと自転車でした。
ところが男の子はそのプレゼントを
喜びませんでした。何故でしょう?」
これも先に一般的回答から。
「既に持っているおもちゃだった」
「自分が欲しいモノでは無かった」
でもこれも僕が直ぐに出てきた回答は違かった。
僕の回答は・・・
「男の子は足が不自由だから」
と回答。
それと同時に友人は
「え!!!これも正解。怖いんだけど・・・
これってサイコパス診断だよ!!!
じぇいやばいんじゃない」
サイコパスとは、
反社会的人格の一種を意味する心理学用語であり、
主に異常心理学や生物学的精神医学などの
分野で使われていて、その精神病質者のことを指す言葉です。
それでその資質があるか無いかを判断するのが
サイコパス診断テストということで
先ほどされて様な質問に正解できるからしい。
それで、
大学ではこのサイコパス診断というのが
流行っていたらしい。
でも一般の人からしたら異常?な答えが多いから
こんなの正解出せる人いないよね。
と冗談半分でいろんな人に試していたらしい。
そして、ここからが本題。
この記事では僕がクイズに答えられたから
異常心理の持ち主とかそういう話じゃない。
注目すべきは回答に至るまでの思考回路です。
だって、今一度考えてみてください。
質問に対する一般の解答例。
間違う人ってみんな自分目線で回答するんですよ。
嫌な現場を相手見られた時の自分を想像したり、
プレゼントを貰って嬉しくなかった時の
自分を想像して回答を出すわけです。
でも質問内容は、
登場人物だったらどういう心理状態なのかを
考える問題です。
つまりは、
「その状況に陥った時に自分だったらどうするか」
ではなく、
「その状況の人はどう考えるか。」
この思考回路になれるかがポイント
多くの人は相手の立場に立って考える
ということができないから
自分だったらどうするか考える。
だから正解できない。
何が言いたいかと言うと、
正確には、サイコパス診断というよりかは
如何に相手の立場に立って物事を考えられるか
という診断なわけです。
だって最初の質問考えてみてください。
あり得ない状況ではありますが、
本当に自分が犯罪を犯しそれを目撃されたときに、
「次はお前だ!」なんてこと言いますかね。
というか宣言しちゃったら相手に何かしら準備されるでしょ。
そんな事する余裕あったら、
顔隠すととかして逃げるでしょ。
でもクイズのストーリーでは
指を指し上下に動かしているわけだから、
この時点で慌てる素振りがないので
逃げるつもりはない。
ということは状況を整理すると、
マンションなわけだから指上下に動かすのって
階数数えるしかないでしょ。
という結論に至るわけです。
状況を整理して、相手の立場に立って
物事を考えられれば自然と出てくる回答だということ。
それで、ビジネスをする上で
相手の立場に考えるって能力は物凄く大切。
僕は仕事柄マーケティング
という仕事をしているわけですが、
マーケティングは如何にお客さん目線に立つか。
お客さんの立場に立てない人間の
マーケティングは売れない。
また文章を書くときには
コピーライティング能力を要するわけですが、
それも相手の立場たって、このコピー読んだら
お客さんはどんな反応になるのか予想して書く。
この相手の立場に立って物事を考える
という能力が欠如しているビジネスマンは、
自分の売りたい商品を作ったり売ったり、
自分が良いと思うサービスが最高だと勘違いしたり、
相手のことを考えないで自分が書きたいように文章を作る。
そんなで上手く行くわけがない。
常にこういうマーケティングを組んだらどう思われるか?
こういう商品があったらどう思うか?
こういうセールスをされたらどう思うか?
こうやって物事を考えていかないと
ビジネスは上手く行かない。
価値は自分では無く、お客さんが決めるものだから。
話を戻すと、僕がされたクイズって
個人的にはサイコパス診断というよりかは
如何に相手の立場に立って物事を考えられるかだから
ビジネス適正診断だと思うんですよね。笑
その場は、
「じぇいは将来ヤバイかもね!」
「じぇいはサイコパスだ!」
みたいな感じで笑い者にされて終わったけど、
僕からすると相手の立場に立って
物事を考えられない人の方が
よっぽどサイコパスに近いんじゃないかなと思った。
だって普通相手の立場に立って
物事を考えられれば、異常な行動は起こさないわけですから。
ちょっと偏屈ですかね?笑
でも事実だと思います。
まぁこの記事で伝えたかったことは、
ビジネスをやる上で
相手の立場に立って物事を考えるっていう
習慣は本当に大切だということ。
自分の書きたいこと書いてもダメ
自分が売りたいものを売ってもダメ。
客さんとはいろんな人がいるわけだから、
いろんな人の立場に立て考える習慣を付けましょうという話です。
ちなみに、後々調べてわかったのですが、
このサイコパス診断テストは
科学的根拠は何も無いらしいのです。
だから僕はサイコパスではないので安心してください。笑