速読より効果のある読書術
こんにちは。じぇいです。
成功者の共通している特徴として、
本を読むということが挙げられると思います。
別にデータがあるわけではないですが、
僕の感覚的に、一時的にじゃなくて
稼ぎ続けている人って
年間100~300冊は本を読んでいるイメージです。
それで僕はと言うと、
基本的に音声学習が好きなのと、
元々活字アレルギーなので
年間で50冊程度しか読んでないと思います。
一般的な成功者の半分か。。。
(その分ニュースや人の記事はかなり読んでます)
まぁ言い訳するつもりではないですが、
このブログのコンセプトの通り
僕は抜け道という名の他の人とは
ちょっと違う方法で成功してきたので
本の読み方もめちゃくちゃ独特なんでです。
なので、物凄く1冊の本を読むのに時間かかります。笑
普通の300ページくらいある本を読むのに、
読むのも遅い+我流の特殊な読み方をするから
僕は6時間くらいかかります。
一般的には3時間程度ですかね?
そう考えると倍の時間がかかっていますね。
そういえば最近22歳にして
1万冊の本を読んだという人に会いました。
22歳って1万冊って、
小学1年生から本を読み始めたとしても
年間625冊です。
1日換算すると1.7冊。
こう見ると無理でも無さそうだけど、
読まない日が当然あるわけだから、
1日に3冊も4冊も読むことがあるんだろうな。
このレベルになるといわゆる速読をしてるんでしょうね。
ただ、僕は昔から疑問に思っていることが
1つあるんですよね。
速読って意味あるのかな?
ということです。
1回ちょっとだけ習ってやったことあるんですが、
確かに通常より早く読みは終わるけど、
振り返ると全然頭に入ってない。
ん~。これは僕の読書リテラシーが
低いだけなのかもしれない。
なので、それを確かめるべく
その年間600冊以上読んでいる
彼に質問してみた。
僕も彼も以前読んだことのある
コトラーのマーケティングに関する
本についての内容を聞いてみると、
コトラーのプロフィールはもちろん
その本に書かれている法則とか実験の内容まで覚えていた。
すげー。速読でも頭に入ってるんだ。
ということは速読が出来なかったのは
僕の読書リテラシーが低いだけだったじゃん。。。
また、1から速読勉強してみようかな。
と、少しへこみつつも、
数百冊読んでいる人にこの本はどう写るのか
感想は?と聞いてみた。
そうすると、驚きの答えが。
「速読ってポイントポイントを抑えて読むから
法則とか実験結果、データとか頭に入るけど
具体的感想は?と聞かれると出てこないな」
この一言に僕はがっかり。
さっきまで速読を学んでみよう!という
ふつふつと湧き上がる思いが一瞬で消えました。
だって、著者のプロフィールや
法則や実験や統計を覚えるだけなんて意味無いから。
こんなの僕の小学生の時の
読書感想文みたいと思ってしまった。
小学生の夏休みの宿題の最大の敵、
読書感想文。
恥ずかしことに
小学生の頃の僕は
読書感想文の意味を理解していませんでした。
僕は読書感想文で何を行ったかと言うと、
ただひたすらダラダラ何が書いてあったかを書いただけ。
つまりは、本を要約してたんです。
読書感想文とは読んで字の如く、
本を読んだ感想を書くものです。
でも僕は、要約を書いてたんですね。
それで、話を戻すと、
そもそも本を読む理由ってなんだと思います。
本を読む人は大きく分けて4種類います。
1 ただ冊数を読む人
2 本を読んで書いてあった内容を人に話したい人
3 本に書いてあることを実践する人
4 本に書いてあることを自分流(現代)に適応させ実践する人
例えば1は、
「私は年間300冊も本を読んでます!」
というだけで何も身になっていなく、
冊数を読むことで満足している人。
2は、1万冊読んだ彼ですね。
本は読んでるけど要約して身に付いた気になっている人。
3は、本から学びを得て素直に実践する人。
4は、本から学び自分にどう役立てるか?
自分のビジネスにはどうつかるか?を考え、
自分や時代に合った形に直して応用して実践する人。
さっきの僕の話じゃないですが、
ビジネス書でも大切なのは要約ではなく
読書感想文のように
読んだ内容を自分の頭の中で転がして、
どういう解釈をして、
どう取り入れるかがという視点で読むことが大切だと思う。
本の要約なんてネット上にいくらでも出てくるから。
本の内容を把握するために本読んでどうすんだ。
という感じですね。
僕が1冊の本を読むのに時間がかかる
独特な読み方をしていると言いましたが、
それは、1文1文考えるんですよね。
例えば、先ほどの
「本を読む人は大きく分けて4種類います」
という一文が出てきたら、
まず自分の中で考える。
4種類って何があるかな?
それらを考え自分なりの答えをだした上で、
読者が考える4種類の話を見る。
そうすると、
自分にはどういう視点が足りなかったのか。
逆に筆者に無くて自分ある視点もわかる。
また、筆者にはどういう視点で書いてるのか
筆者の特徴もわかる。
このようにできるだけ細かく、
「なんで?どうして?自分ならどうする?
自分のビジネスにはどう活かす?」
と考える。
だから、人の倍の時間は読むのに掛かるんですよね。
僕はこの考える時間が読書には
最も大切な時間だと思っています。
余談ですがこの読み方をすると
右脳が働くので内容も記憶に残りやすくなります。
僕はこの読み方のお陰で、
読んでる本の冊数は少ないけど
1冊からの学びはとても多い。
1冊からの学びが多いということは
人と同じ文書を読んでも
人より圧倒的に質が高い感想が出てくるし、
人より圧倒的に自分のビジネスに活かせる。
本を読む人の多くが、
先ほど話したタイプの1,2,3の
どれかのレベルで読者をしている気がする。
本を読む目的は、
別に本の内容を暗記する事でもないし、
冊数を読むことでもないし、
ただ知識を得ることでもない。
だって本に書いてある内容や知識なんて
この急速な時代が変化する中では直ぐ廃れます。
そのまま取り入れて実践して成功するなら
世の中みんな成功者です。
本を読む目的は
本に書いてある知識を現代風に活かすならどうするか。
将来を見据えるとどんな使い方ができるのか。
より良く自分のビジネスに取り入れるにはどういった形に直すべきか。
これらでは無いでしょうか?
つまりは、本を何冊読んだとか全く関係無い。
本からの学びをどう自分の人生に使えるように変換して
実践出来ているかどうか。
本当に読書の目的が短い時間で多く読むこと
もしくは知識をただ身に付けること。
これらになってしまっている人が多いと思う。
確かに1日3冊読んだとか、
僕が1日かけて読んだ本を
「私その本1時間で読みました」とか言われると、
なんか凄いなと思います。
学生時代論文を読む時間。
みんな読み終わっているのに自分だけまだ半分。
本当に恥ずかしかった。
読むのが遅いのが物凄く悪いことだと思った。
だから勉強出来ないんだとも思った。
でも別に本1冊に1日かけたとしたって、
読んでる最中に考え自分のなりの解釈を
付けられているならそれで良いと思う。
だって、これをやっていない人って
ただ単に知識だけある状態だから
ちょっと時代が変化すると応用出来ない。
よく「MBA取りました」なんて言う人がいるけど
MBAの内容自体はそのまま使えないものばかりなんだよね。
だからMBAの資格を持っている
マーケッターでもポンコツはたくさんいる。
その知識をどう今の時代に適応させたり
自分のビジネスに変換するかが大切なわけ。
これは本だけじゃなくて
ブログやメルマガの記事を読む時も同じね。
多くの人がブログやメルマガを読んで
「へぇ~そうなんだ!面白かった」
これで終わってしまう。
だから僕のメルマガでは感想くださいね。
と毎回のように書くわけです。
感想貰えると、
僕の記事がどう伝わってるのかを
確認出来るという意味もありますが、
一番は読者さんのリテラシーを上げる為です。
だって、感想って読んで得た事を
頭の中でぐるぐる回して整理して、
自分はどう感じたか?どう活かすか?
という作業があるから学びの定着度が違うんですよね。
でも多くの人は、
とにかく記事を読むことが大切。
記事からその人の知識や考え方を盗むことが大切。
なんてことをやっている。
これじゃ自分の身になるわけがない。
あなたが今この記事を読んでいるのは、
記事数を読むためですか?
5分くらい掛かりそうな記事を1分で読む為ですか?
違いますよね。
この記事から何かを得て、
自分に取り入れて、ビジネスを加速させるためですよね。
別にこの記事を読むのに5分かかろうが、
10分かかろうがいいので、
僕がやっている読み方を是非実践してみてください。
絶対に速読とか言って、
冊数、記事数読んで満足している人、
とりあえず何も考えないで知識だけ入れている人なんかより、
効率的な時間の使い方が出来ると思います。